50代や60だいの熟年離婚が増えていると言います。
定年退職して夫が家に居ることの苦痛から離婚を切り出す妻側の理由。そして、最近増えているのが夫からの離婚です。子供ばかりを優先して自分を大切にしてくれない妻えの不服から離婚に踏み切る夫側の理由。
それぞれ、他人が夫婦になったわけですから我慢が必要です。
我慢が出来なくなったとき、離婚に踏み切るのでしょうね。価値観の違いは当然ありますのでお互いが我慢することで夫婦関係も成り立っているのも事実ではあります。
私が熟年離婚を考える時は、子供絡み、義父母絡みが多いです。
間近で私が離婚を考えたのは、子供が義父の車を貰うことになったのですが、保険やら名義変更を行う際に、面倒なことを後手後手に回し数か月もかかりました。義父に言っても理解できないから、家の中を探したりすればいいのですが、やりたがらないんです。
義父のことなので私は介入できません。
最終的には義妹に頼んだようです。
自分の両親なのに介護的なことも私に振ってきます。WHY?って感じです。
ただ、義父は仕事しかしてこなかった人なので、主人は義父に何もして貰ってないんですね。だから、主人も息子に何かしてやる気もないんでしょうね。
反対に私は両親から恩恵を受け続けています。
だから、主人の両親よりも自分の両親の面倒をみてあげたいんです。主人はもう少し自分の両親の面倒をみるべきだと考えています。
息子のことをおろそかにされた時は、本気で離婚したいと考えましたね。義父に似て、年々、頑固になってきています。
離婚したいと思っても離婚に踏み切るには考えるところもあります。熟年離婚のメリット・デメリットを考えてみました。
熟年離婚のメリット
メリットは妻も夫も両者に言えることですが、自由になれることです。夫婦は他人ですから子供が巣立っていけば、お互いの生活に合わせていくのが苦痛になります。お互いに自由に生活できるのでしたら、いいでしょうが、互いに相手に合わせる部分があり苦痛にもなってきています。その苦痛から解放されるのが一番のメリットです。
そして、次に考えられるメリットは、お互いの親族との付き合いから解放されることです。私の場合ですと、若い頃嫌味ばかり言われていた義父母の介護から解放されるのは正直、嬉しくもあります。
熟年離婚のデメリット
どちらかが住居を引っ越しするひつようがあります。特に持ち家から出ることになると住居費がかかることとなります。
そして、生活費の問題です。共働きで両方に収入があった場合は金銭問題はないでしょうが、子供を見ながら妻はパート、夫が稼ぎ頭という家庭が多いと思います。離婚となると妻側の金銭問題があります。2000万円必要と言われている老後資金を貯めてあるならパートをしながらほぞ細で十分かと思います。
離婚したら一人暮らしとなる場合がほとんどです。寂しいと感じることが多くなりますし、病気をした時など心細い思いをすることとなります。
子供達との関係も難しくなる。
離婚したといえ、子供にとっては親となります。節々の子供の行事などにも参加したいと考えた時、少し複雑な思いは残りますね。
熟年離婚のメリットデメリットを考えてみて私なりに答えを出してみました。忍耐にも限度がありますので、耐えがたいのなら離婚もありかとは思いますが、家庭内別居もありかと思います。
家庭内別居とは大げさですが、家族として協力しつつ、普段は自由に生活できるのが理想です。食事も妻が作るのではなく、時間のある人が作る。もしくは別々に食べ、時々は一緒に食べるなどが出来たら理想ですね。
ただ、男性側が受け入れないことが多いとは思いいます。
また、両親との同居などですと、なかなか自由な生活はできません。両親の介護も妻の仕事だったりします。が、介護こそ2人で協力して行うべきです。
子供が巣立ち夫婦の生活になった時、価値観の違いを感じる夫婦って多いんじゃないかと思います。無理して一緒に行動するよりも同居人として助けあいながら自由に暮らせたら最高のパートナーになれる気がします。熟年は病の心配もありますから、一人で暮らすよりも夫婦で暮らした方が安心感も大きいように思います。
熟年離婚も普通だと考えられる時代にはなってきていますが、よく考慮する必要があると思います。どんなに仲の良い友人だとしても一緒に暮らしたら多分、仲たがいします。夫婦も元々、他人ですから合わないところがあるのは当たり前です。わが家の夫も嫌な所もありますし、介護の必要な頑固な両親もいます。が、デメリットとメリットを測りにのせた時、どちらに比重があるかと慎重に考える必要があります。頑固な夫でも教育次第では変わっていくこともありますから、離婚するよりも教育していく方が楽だったりもします。わが家は今は、夫を教育中です。かなり大変ではありますが・・・。